日曜日があっけない。

野毛にて友人と焼肉をつつきつつ酒を飲み、
そのまま別会場で宴となっていた友人宅へなだれこみ、
話の流れに乗るのもおぼつかなくなって、結局お泊まり。
翌日は、数年ぶりに野球。買ったばかりのグローブで、
ポロポロとボールをキャッチし損ないつつも、きもちいい汗をかいた。
渋谷でライブも観た。
それから、友人たちの結婚と式が立て続けに決まる吉報も届いた。
家の晩飯も大好物・ホッケで、いい焼き加減であった。
『ワンピース』のルフィとウソップの決闘を見て感涙した。
色々盛りだくさんの週末であったと思う。
しかし。
布団に入る頃になってその日のできごとを振り返ってみると、
そのひとつひとつがなんだか掴みどころがなく、
するりと手元から抜け落ちる。
実は、アルコールが体に残っていて、ずーっと酔っていたのではないかという感じさえして、
昼間のリアリティはどこへやら、
代々木公園に鮫が捨てられていたなんて、夢で見たニュースじゃないかと思う。
その時その時は楽しくて、充実していたのに。夜になるとたいていこうだ。
楽しい週末の時間が終わってしまう憂鬱とも違う。
センチメンタルに浸っているわけでもない、と思う。
みんなはどうなんだろう。
たとえば昨日飲んだ友人たちは、そんな風に感じたりはしないのだろうか。
いま、何を考えているのだろう。
もう寝ただろうか。
ちゃんと昨日のことを覚えているだろうか。
なんてなことをつらつら思って眠れなくなる、ということもなくなった。眠れる。
あっけなく日曜日が終わり、夢を見る間もなく月曜日を迎える。
生きている感じが希薄な朝。

そんなわけで月曜日、をさきほど過ぎてもう火曜日なのであり、
今日もまた、自分はまだ会社にいる。
そういうことにも、慣れた。
“人間とは慣れる生き物である”と記したのは、
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキーだったね。
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by hiziri_1984 | 2012-02-21 01:49  

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