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なんとなくニッチな方へニッチな方へ


昨年末頃からベースの練習をしている。
縁あって友人のバンドに加わった。
アコギやドラムをほんのすこしばかり齧ったことがある自分は、
正直、ベースは基本的に弦一本を爪弾く楽器なので、
そう難しくはないだろうと思っていた。

でも、それはまちがいだった。

まず、太い弦を一定のリズムと強さで弾くのが難しい。
また、これに紐をつけて、肩に担いで演奏するのだけれども、
これがなかなかにキツい。
ベースは重いほど音がいい楽器なのだそうだ。

初めて1ヵ月ほど。
自分が弾くようになると、他の人のベースを聴くようになる。
さして興味のなかったカテゴリーの音楽なんかも聴くようになった。

プロフェッショナルの演奏・楽曲を拝聴するのは勿論、
知名度が低かったりする在野のバンドでも、
「ベースはどんな風に弾いているのか」と思って
どんどん聴けたりして、なかなかたのしい。

また、それは文章にも同じことが言えて、
最近フリーペーパーや同人誌などで、
「どんな企画でどんな文章を書いているか」が気になって
よく読むようになった。

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制作の仕事を辞めてから、ふしぎとこういうモノに手が伸びるようになった。天邪鬼だ。

お店で売っているもの、世の中に広く流通しているもの以外にも
巷には意外とすごい演奏があったり、
おもしろいことを書いている人がいて、
それらを見つけるのは楽しいし、なんだかうれしい。

なんだ、アンダーグラウンド志向か、
と思われるかもしれないけれども、
いや自分としてはそうばかりでもなくて、
儲からなくても続けているってところに、
マーケティングされていないからこそ出てくるモノみたいな。
知らなかったおもしろさと出会える可能性大に思えてそうしている。

Youtubeでもsoundcloudでも、
フリーペーパーでも同人誌でもブログでも、
その人の社会化されていない部分が表現されていたりするとおもしろい。

普通、マスコミなどで広告・宣伝されて、お店に並ぶ作品というのは、
多かれ少なかれ、よかれわるかれ、幾多の検閲があったということで、
その検閲というのが作品のクオリティを保持・管理するひとつの要になっているわけだけれども、
実はクリエイティブの狙いとは関係のない要素が入り込んでいたり、
ロクでもないやつ行っている場合が多いようにも思え、
何か信用できないなという気分もあって、
それだから、作った人が近い表現媒体に興味が向くのかもしれない。

とはいえ、広く大きい媒体で、
世の中に驚きを与えるすごいクリエーターやアーティスト、
その作品はたくさん存在するけれども。

まだ自分が知らない方、未体験な方へ行きたくなる。
アタリハズレが大きいのはご愛嬌として。
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by hiziri_1984 | 2013-01-25 01:56 | 瀆書体験  

そういえば誰かが言ってたそんなこと


かなしいことは明るく歌う。
楽しいことは穏やかに歌う。
その相反する言葉と歌唱(演奏)の間に、
きっと人間らしいなにかが生まれ得る。

なんて一節があったような気がする。
人に薦められたマーヴィン・ゲイの名曲『What's Going on』を、
有志の和訳を観ながら聴いていて、ふと思い出した。

自分は別段歌うことにこだわって生きてきたわけではないけれども、
ふしぎと頷けた、誰かが言っていたか書いていた一節。
記憶がふと甦って、いま現在の何かとぶつかるそんな瞬間はきもちいい。

Marvin Gaye 『What's Going on』 訳詞付
http://www.youtube.com/watch?v=obwMsk5JzxQ

自分の好きな曲の歌詞を訳してみる。
こういうのを、好きとか楽しむとかいうんだろうな。
「おもしろむ」とでもいうような。

好きである、ファンである、ということが
じわっと伝わってきて、いい動画だ。いい曲だ。


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名盤、なんですね。襟、ドラキュラみたいで。マーヴィン・ゲイ、ドーン。
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by hiziri_1984 | 2013-01-21 22:58 | お酒を頂きながら鑑賞