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あたらしいインストへ

「インスト」というカテゴリーに属するバンドは、
自分がロックミュージックを本格的に聴きはじめた
高校時分(約10年前)から比べると、とても増えた。
シーンも成熟していて、日々あたらしい音楽が生まれている。

instrument :楽器。また、歌が入っていない楽器だけの演奏であること。

詞がない分、演奏での表現力がカギになる。
音だけであるがゆえに、感じ方や解釈の仕方は広がっていく。
メッセージが表現の鎖にならない自在さがある。
しかし、それは得てしてBGMにもなりやすい。
たとえばカフェで流れるような、ゆるやかな空気感を醸成してくれる音楽とかね。

ロックミュージックを求める者としては、
その場の空気にふわりと乗って、溶けていくような心地よさだけではない何か。
空気そのものを揺さぶり、音の場をつくるような演奏と出会いたいと切望している。
音が耳に入ってきた瞬間から、ある情景が鮮烈に浮かんでくる、
脳にビリビリくるような、感性が開拓される、そんな刺激がほしい。

ポストロック、ハードコア、インスト、エモーショナルという
カテゴリーワードが音楽観にフックして、
たとえば、toe、REGA、ENVY、Explosions In The Sky、
LITE 、Clean Of Core などがお好きな方に、
11月28日、ぜひ足を運んでほしいライブがあるので申し上げる。

『MARUYAMA MUSICS』
draw
MAHORAGA
Rei
Red Chimneys
wacci

11.28(mon)
OPEN: 18:30 / START: 19:00
ADV: 2000 / DOOR: 2500 (ドリンク別)
http://shibuya-o.com/nest/2011/11
O-nest 03-3462-4420

drawというバンドがインストである。
結成から数年、三軒茶屋での自発スタジオライブを経て、
現在、渋谷O-nestの定期ライブにて鋭意、演奏を行っている。
きっとあたらしい刺激があるはず。
渋谷近辺へご用がある方は特に、ぜひぜひ行かれたし。
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by hiziri_1984 | 2011-11-28 01:30 | お酒を頂きながら鑑賞  

夜更けの港南台から

どうも体調が優れないのは相変わらずで、
日曜日の日中が睡眠に支配される。
働き始めて1年目の頃に戻ったような生活リズムである。
「いいねぇ、そんなに眠れて」なんてことを言われるが、
睡眠をとらんとやっていられん、という状況は
それはそれで不自由である。

始発出社からさらに事態は進んで、
前日出社というわけの分からないことになっている。
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10月に退職が決定したものの、
年内退職という希望は
「人が見つからない」ということでかなわない。
在野のコピーライターはなかなかいないそうである。

平日に深夜、明け方近くまで仕事をして、
週末も月曜に向けて仕事がある、ってんだから、
替わりの人なんてそう見つからないだろう。
そうとは知らずに入社し、1年と経たずに去っていくという現象がパターン化している。
広告の仕事なんてのは、みなこういうものなのだろうか。
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by hiziri_1984 | 2011-11-28 01:16  

拝聴、立川談志

ふと思い立って、
立川談志の『白井権八』『金玉医者』を聴く。
話そのものもさることながら、枕で
歴代の名人たちのネタを切り張りして話をつくるところが
何度聴いてもおもしろい。とても好きである。
この人の志ん生のモノマネは本当にうまい。

かつて、立川談志がしきりに“イリュージョン”と言っていた世界は、
落語でいう人情話とか滑稽話とか、いわゆるカテゴリーに拠らない、
型を持たない話芸ということであったと思うけれども、
その脈略のない不思議な会話のやりとり、というかコトバの衝突に
おもしろいと感じる前に、えらく衝撃を受けた。

「笑い」として成立していたかどうかはさておき、
それはとても実験的で、自分としては筒井康隆の諸作品などが思い起こされたりして、
(近作では反復を取り入れた『ダンシング・バニティ』とか)
すごく刺激的だった。

もっと聴けば、あたらしい発見があるなと、改めて聴いて思った。
もう高座は見られぬけれども、
作品は今の段階でかなりまとめられているはずなので、
ぜひとも聴かなあかん。
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by hiziri_1984 | 2011-11-26 23:33 | お酒を頂きながら鑑賞  

こんなところに、はがき職人的魂

ファミコンサウンドをリアルタイムで楽しめたことは、
人生の宝のひとつだと思う。

『天空の城 ラピュタ』
http://www.youtube.com/watch?v=SBqQu3Pqw1c&list=FLqKOS4PQV0YgsLbu491ncGQ&index=39&feature=plpp_video
「シータをキャッチ出来なくてコントローラー投げ出したのはいい思い出」
というコメントが秀逸だ。
(最初の面から難しかったんだな。難しくて飽きるタイプのクソゲーだな)

『もののけ姫』
http://www.youtube.com/watch?v=PIxMyQ9tT8U&feature=related
「最後のほうに出るデイダラボッチって倒していいの?
 あれ倒すと画面が緑色になって終わるんだけど。」

「どうやってもエボシ仲間にできないんだが。」

『魔女の宅急便』
http://www.youtube.com/watch?v=2-UlWaY2TWo&feature=related
「「黒は女を美しくさせるのよ!」
 防御力が上がった...」
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by hiziri_1984 | 2011-11-26 03:30 | お酒を頂きながら鑑賞  

水の擬人化

ガラス窓にハァーってやると曇るだろ。
あれは、カラダの水分が出ていったんだ。
人間は何もしなくても、カラダから水分が飛んでいく。
その量は1日900mlだという。

水よりもヒトのカラダに近い水。
イオンサプライ ポカリスエット

http://www.youtube.com/watch?v=yRmZrUA7PhI

toeの楽曲にメッセージがのった。
これは『グッドバイ』に続く、詞のある曲だ。

「曇るだろ」「いったんだ」「だという」
なんだか、とらえどころがない。
ただ、渇いたカラダにしみ込むように
スーッと入ってくる。

不思議な語り手の造形だ。
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by hiziri_1984 | 2011-11-26 03:16 | お酒を頂きながら鑑賞  

夜明け前の港南台より

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今朝は幾分暖かい。
風はゆるい。

そういえば、
紅葉せずに散った野庭の銀杏並木は、
3.11による放射能とは関係がなく、
夏に吹きあれた潮風が原因なのだそうだ。
(潮が葉っぱに付着して水分がなくなり、
 紅葉する間もなく枯れた、というようなことか)

午前4時半、空はまだ夜の気配で、星が光っている。
オリオン座が見える。

連日、調子は冴えない。
相変わらず、休日から平日へ移る夜は妙に醒めて眠れない。
これは、軽いピーターパン・シンドロームなんかが原因しているのだろうか。
でもその症状を「病」とするのは、社会の側からだけの見方だろう、と思う。

平日は寝坊するくせに休日は早起きという習慣は、
思い起こせば、幼稚園の頃からの自分の癖でもある。(今は休日も寝坊するけれども)
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本日もこうして
港南台駅4:50発の京浜東北線に乗る。
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乗客は意外と多い。
この時間に乗車する人はどんな仕事をしている人なのだろう。
月曜日も見た顔があり、スーツ姿の坊主頭の男性は新聞を読む。
おれは本を読む。
向かいに座るジャンパーの男性は、
東神奈川駅到着ギリギリまで寝るのだろう。

窓の外は、まだ暗い。
朝一番の電車は乗客が少ないこともあってか、走りが速やかだ。
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by hiziri_1984 | 2011-11-24 05:09  

始発で

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ここのところ、朝イチから取材・撮影ということもあって、
月曜日は始発に乗っている。

日曜から月曜にかけては、
どっちみち眠れない。
蒲団に入っても結局目は覚めたままだ。
朝方にやっと寝て、
起床ギリギリまで蒲団の中でモゴモゴする。
軽いピーターパン症候群が原因だろうか。

11月、外はまだ暗い。
朝の、誰にも触れられていない空気がいい。
澄んでいる。
酸素が濃いのではないだろうか。

次は、
この空気と共に1日を始められる仕事がいいなと、思ったりする。

港南台駅4:50発。
意外と乗客は多い。

もう石川町駅だ。
もっとゆっくり走ってくれよ。
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by hiziri_1984 | 2011-11-21 05:05  

くっらくら

今週の頭から、体調がおかしい。
きれぎれ、バラバラだ。
肩に何かがとり憑いている気がする。重い。
24h後頭部の鈍痛。
批評記事をまとめたり、中島らもインタビュー拝聴をし、それと仕事。
頭がベリー重い。精神が沈む。
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by hiziri_1984 | 2011-11-20 22:58  

平日の六本木

いまの職場でいいところは、
平生そう接点のない六本木に来られることだ。
と気付いたのは、最近。

仕事が終わるのは、いつも夜中である。
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夜中3時、夜の六本木を
24h営業の銭湯へ向かって、
淡麗グリーンラベルを飲みながら歩く。
このタイミングで、ZAZEN BOYS『asobi』をよく聴く。
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東京タワーのライトはまだ点灯している。
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お酒と音楽でもっと現実がボヤければいい、と思った頃合いで、銭湯に着く。
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六本木界隈は賑やか。もう1~2時間もすれば、
踊り疲れ憔悴した人たちが路上に座り始める。
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朝はそこまで来ている。
まだ、木曜日。
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by hiziri_1984 | 2011-11-18 05:29  

『カイジ2 人生奪回ゲーム』

『カイジ2 人生奪回ゲーム』を観た。
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伊勢谷友介(一条役)が、すごい。
原作の一条を超えていると思う。
「負ければ地獄」という切迫感を
一番エンターテインメントしていた。

ちなみに、本作では一条も超高層ビル鉄骨綱渡りを
経験していたという過去が加えられて、
カイジとの因縁が強められている。
(カイジシリーズは全て読んでいるのだ)

それから、1作目は観ていないけれども、
途中『カイジ1』の映像がインサートされる。
その中で、
石田さん全身全霊の「これ、カイジ君にあげるよ」のシーンがあって、
感極まった。
石田役は光石研がやっている。

まとめて言えば、マンガの方がおもしろい。
と言ってはお仕舞かもしれないけれども。
(観る方としては、どうしたって原作と比べる)
“原作超え”は、原作をつくることより難しいし大変だろうと思うから、
ちがう“見方・楽しみ方”ができればいいなと思う。

『カイジ2』は、「伊勢谷友介、スゲー」。
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by hiziri_1984 | 2011-11-06 22:35 | 映画館で観る