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27年と6ヶ月現在

胸のあたりが透明になる
音楽とその演奏。

JimiHendrix
Bloodthirsty Butchers
大貫妙子
toe
ゆらゆら帝国
電気グルーヴ
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by hiziri_1984 | 2011-07-31 16:39 | お酒を頂きながら鑑賞  

古書店にて

仕事をするのが好きではなく、合間合間でどうやってサボろうかと
そればかり日々思案しているのだけれども、
もしサボタージュに成功したところで、そのツケが自分自身にまわってくるのは必然で、
サボっている間に、仕事が自分の前を通り過ぎて
どこかへいってしまうなんてことはない。残念だ。

得意先での打ち合わせまであと20分ほどある。
そういうわけで、いつもは通り過ぎる古書店に立ち寄ったりする。
すると、こういうタイミングで、巡り合わせみたいなもんはあるもので、
「ガロ つげ義春特集」を発見。解説を、あの北嶋村田作郎が書いている。
いい。ぜひ、欲しい。しかし、4万円也。
しばらく迷った挙句、やっぱ4万は高けーつって、あきらめる。
でも、次に来た時は、いくらかの持ち合わせがあって、購入するかもしれない。
と思って、「ガロ」をもとあった売れ筋コーナーを避け、
目に付きにくい本棚の隅っこに入れようとしたところが、店主のおっさんに発覚。
「そういうことをするんだな」
ちがう。ちがうんです。これは。ごめんなさい。
失礼します。逃げます。
店主が追ってこないかビクつきながら店を出たところで、
不意に、見ず知らずのおばはんに二の腕を掴まれる。
なんだ、誰だ。
でも、なんかこの感じ、テレビで見たことある。
「お兄さん、お会計、済んでないよね」
そうだ、万引き主婦Gメンだ。
おばはん万引きGメンだ。テレビで見たことある。
「お兄さん、お会計、済んでないの、あるよね」
は。ないよ。
「とりあえず、中でお話、聞こうね」
ね、じゃない。おれは「ガロ」を隠そうとしただけだ。それだけだ。
グイグイ引っ張るな。
ほら、通りの人たちがこっちに注目しはじめてる。
「とりあえず、お店、入って」
入らねーよ。おれは、ちがう。みなさん、ちがうんです。冤罪です。冤罪の現場です。
ちがうんです。このおばはんの間違った正義感なんです。
欲しい本をもとの位置に戻さないことが罪ですか。
離してください。
手を離しなさい。腕痛い。離せ。離せ。
だぁー、もういいわ、じゃあ。行くよ。行くよ、じゃあ。

と、おばはんにされるがまま、二の腕を強く掴まれたまま、
レジ向こうのカーテンをくぐって、
店の奥、給湯室兼事務所的スペースに来たのは、間違いだった。
カバー無し、色あせ、日に焼け、
いかにも古本然とした新潮文庫の『白痴』が
おれのバックから出てきたからだ。
「あなた、万引きしましたね」
してない。ちがう。これはおれの本です。
読みすぎて、ちょっと扱いが雑だったためにこうなったのです。
「では、あなたは本を雑に使う人なんですね」
ちがいます。けっこうきれいに扱うタイプの人間です。
というか、さっきからずっと入口のドアの前で腕組みをして立っている店主、腹立つ。
逃げねーよ。
「では、これは、やっぱりあなたの本ではないんですね」
ちがいます。おれのです。やっぱり、ってなんだこのばばあ。
すこしは自分を疑うということをしろ。これは、おれのだ。
万引きなんかしてない。大体が、ばばあの見間違いじゃないか。
たまたま、おれが本を持っていたからこの場が成立しているものの、
そもそも、おれが本を持っていなかったらどうなってたんだ。冤罪だろ。
「あの本をもとに戻さなかったことは、あやまります。ごめんなさい。
 でも、この本はおれのです。証拠に、線を引いた文章を暗誦できます」
そうだ。これで、おれの本だということが証明できる。よく思いついた。
これで、帰れる。というか、打ち合わせだ。ヤバい。今、何分だ。

と、ポケットからケータイを取り出そうとしたところで、
突然、店主のおっさんが前のめりにずっこけた。
おれの発言に、してやられた、わけではなく、
誰かがおっさんの背後のドアを外から強引に開けたからだ。
誰が入ってきたのか。
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by hiziri_1984 | 2011-07-21 02:29  

古書店にて

仕事の関係で神保町へ行った際、ぶらりと立ち寄った古書店で
「ガロ つげ義春特集」が置いてあるのを発見。
ざざーっと読んだところ、新潮から出ている作品群とどうやら同じようだったが、
A4で絵も大きいし、装丁に『ねじ式』の一場面がカラーで載っており、
モノとして欲しいと思ったけれども、お値段4,000円。
迷った挙句、止した。なくなく。
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by hiziri_1984 | 2011-07-21 00:56  

ふつうに至る道

友だちが結婚した。

人のしあわせをこんなに喜ばしく、
またうれしく思ったことはないかもしれない。

その気持ちを、ぜひとも何か自分なりの言葉で、
特別な言葉で表現して、伝えたいと思って、
そうすることで、
このよろこびを自分のそしてまた相手の気持ちにも刻みたい、
なんて欲が湧き上がったりするけれども、
色々と試してみても、なかなかうまくいかず、
意外とかえって
うそくさい、寒々しいものになってしまう、ような気がして。

そういう時こそ、
「おめでとう」「ありがとう」というふつうの言葉に、
うれしさや喜びや感動は、気持ちは、ちゃんと入るものなのかもしれない。

ただ、感情のいれものとしてでなく、
言葉そのものとして。
ふつうの言葉を信用していいのかもしれない。

そんな、相田みつをのようなことを思ったんだわ。うん。

おめでとう。
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by hiziri_1984 | 2011-07-11 05:35 | 散文  

グチ。

週7日勤務の予感。
今週の睡眠時間、5時間。

早死するわ。
慢性的にしんどい。
やめて。
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by hiziri_1984 | 2011-07-07 02:52  

夏のお兄さん

不意に人は妙なポーズになる。
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腰にクイッとまわした腕、だ。
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by hiziri_1984 | 2011-07-06 05:12