カテゴリ:赤羽台団地徒歩記(2012.7.8)( 4 )

 

鉄筋コンクリートセンチメンタル

過日、約8年ぶりに赤羽台団地を訪れた。

奥へ奥へ進むと、
まるでマンモス校の校舎のような団地に行き当たる。
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住人はだいぶ前に立ち退いたらしく、
生活の音や匂い、温度といったものがなにひとつない。
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ここに誰かがいた痕跡が、不在感を余計に際立たせていて。
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みな今はどこで暮らしているんだろう、と思ったりしながら。
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変わらずに元気なのは花や草ばかりであったりする。
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急にザーッと雨が降ってきたので、軒下へ。
黒いシミだらけの団地を見ながら、
濡れた壁にじわりと雨が染み込んで、
ゆっくりと鉄筋が錆び、コンクリートが腐蝕していく。
そんな様子を思い浮かべて、しばらく呆けた。
一方で、こんな場所でもきちんと時が流れているということが、
変な、可笑しいことのようにも感じられた。

やがて解体されると決まっている建物と
人や人の生活と断ち切られた空間。
寂しい場所なのに、妙になつかしい。不思議だ。
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次来るときはもう、ニュータウン的な街並みに生まれ変わっているのかな、つって
すこししゅんとして坂を下り、駅の方へ戻った。
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by hiziri_1984 | 2012-08-24 23:39 | 赤羽台団地徒歩記(2012.7.8)  

しずかな名店街

過日、久方ぶりに赤羽台団地を訪れた。

奥へ進み、団地の一階部分が商店街になっている辺りへ。

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ほとんどのお店にシャッターが下りているなか、
営業中だったのは酒屋さん。おばちゃんは元気であった。

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スピーカーから、J-popのメロディーを簡略化して
エレクトーンで流す有線放送が響いていて。
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新しい街の建設計画は着々と進んでいるらしかった。
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by hiziri_1984 | 2012-08-23 23:37 | 赤羽台団地徒歩記(2012.7.8)  

赤羽を辿る

過日、久しぶりに赤羽台団地を訪れた。

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久しぶりといっても、どれくらい前だったか。

横浜市南部にある地元・港南台から京浜東北線に乗って南浦和まで行き、
さらにそこから武蔵野線に乗り換えて
所沢にある大学まで通学していた頃だから、
当時は19か20歳。今から、8年9年も前のことになる。

たしかその日、大学まで行く気が失せて、授業をサボり、
なんとなく途中駅の赤羽に降りたんだった。

なんで赤羽だったか。
数日前に王子に住む大学の友人と赤羽で飲んだからかもしれない。
それから、これはいまさっき思い出したのだけれども、
昔からファンであるエレファントカシマシの宮本氏が
赤羽の出身で以前団地暮らしをしていた、
というようなことを「トップランナー」かなにかで
話していたのをなんとなく覚えており、
「赤羽」「エレカシ」「団地」というキーワードが頭に残っていて。
それで、なんとなく赤羽で降りて、ぶらぶら歩いていたら、
視線の先に高台に立つ団地があって、
これはなんかありそうつって行ってみたんだった。
そうだった。

文学的な気分が漂う宮本氏の詞の世界の源泉のようなものや
団地群がかもし出す哀愁のようなものに触れられることに期待して、
当時、高台へ続く坂道を上ったような気がする。

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by hiziri_1984 | 2012-08-22 15:44 | 赤羽台団地徒歩記(2012.7.8)  

団地ノスタルジア

過日、数年ぶりに赤羽台団地を訪れた。

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地図にある空白部分の「建設中」という表示が気になったけれども、
敷地内に入ってみると、以前と変わらず団地はそこに建っていた。

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なぜこうも団地って“いい”んだろうと思いながら、
というわりに写真が全然“いい”感じで撮れないなーとぶらぶら歩いていたら、
バッタリと街の変化に出くわした。

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残念ながら、部分的に解体・建て替え工事が進められていた。

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UR都市機構による街再生プロジェクトは着々と進められているようで、
この先数年で、この辺りの様子はガラリと変わることが予想された。
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久しぶりの団地探訪気分は、
すっかり廃墟巡礼の気分になった。

とはいえ、偶然ではあるものの、
街並がすっかり変わってしまう前に来られた。
そういえば、数年前、なぜここを訪れたのだったけか。
当時のままの場所はまだ多く残っているようで、
さらに奥へ進んだ。
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by hiziri_1984 | 2012-08-22 02:23 | 赤羽台団地徒歩記(2012.7.8)