数える人として

東急東横線の駅のホームで、
乗降客数をカウントするアルバイトをやった。

来年の副都心線との相互直通運転を見据えた
ダイヤ改正のための資料として使うのだそうだ。

街頭などで、あのカウンターをカチカチしている人を見るたびに、
自分も一度やってみたいと思っていた。
カウンターとは、NHK紅白歌合戦のラストで
野鳥の会の人々が望遠鏡をのぞきながら
赤と白のパネルを数える時に
手元でカチカチやっているあれである。

朝の通勤通学ラッシュの数時間、
ギュウギュウの車内から人が勢いよく吐き出され、
今度は整列していた人たちが吸い込まれて
車内はまたギュウギュウになっていく。

退職して半年。久しぶりにラッシュ時の満員電車を見た。
いま乗らない人間としてその様子を見ていて、
あらためてすさまじいものだと思った。

駅のホームから定点観測している感じで、
色々なものが見られておもしろかった。
電車を待つ間スマホを使っているOLさんは、
かなり高い確率でFacebookを閲覧していたとか、
日吉には数独の達人のおっさんがいるとか。

ただ、倉庫や現場作業に比べるとカラダを動かさないから、
エネルギーを使わないわけだけれども、
長時間基本的にずっと立っているだけというのは、
かえってカラダがキツいと感じた。腰が痛む。

あまりに腰がつらいので、
ポンポンポンポン叩いて痛みを紛らわした。
それからしばらくして、
カウンターを持った手で叩いていたことに気付いた・・・。

来年のダイヤ改正で、
朝のラッシュ時に渋谷行きの本数が増えていたとしたら、
それは私のせいかもしれません。

(あ、でも、増えた方がいいのか)
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by hiziri_1984 | 2012-10-25 23:58  

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